「森林浴」から一歩進んだ「森林セラピー」
森林セラピーとは、医学的な証拠に裏付けされた森林浴効果のことです。
森に足を踏み入れると、一面に緑が覆い、木々や土が香り、森に息づくいのちや力を感じることができます。そして、その力は私たちを癒し、リラックスさせてくれます。
森林の持つこれらの効果は、「森林浴」として親しまれてきました。しかし、その効果については感覚的に語られてきたにすぎません。一方で、現代社会ではストレスが大きな問題になっており、さまざまなストレス解消方法が求められるようになってきました。
そこで、この森林浴の癒し効果を科学的に解明し、心と身体の健康づくりに活かそうという試みが「森林浴」から一歩進んだ「森林セラピー」なのです。
森を楽しみながらこころと身体の健康維持・増進、病気の予防を行うことを目指します。
津南町では、森の中でのノルディックウォーキングや丹田呼吸法、笑み筋体操などの運動を通じた身体のフィットネス・プログラムや、温泉などの施設等を利用したり、座禅や野菜収穫体験なども行います。
森林セラピー基地
森林浴効果による癒しの効果が科学的に検証され認定された森林やウォーキングロードを持つ地域のことです。
津南町は、信濃川とその支流の流域に広がる階段状になった河岸段丘と呼ばれる地形をもつ。段丘崖の高さや段丘面の広さ、そして9段にも及ぶその規模は広大で、日本一の河岸段丘といわれています。
津南町の森林セラピーの基地となるマウンテンパーク津南は、夏場はキャンプや合宿など、冬はスキーヤーでにぎわうアウトドアレジャーの拠点でもあり、ロードは、「新潟景勝百選の地」にも選ばれた河岸段丘の眺望やブナ林の散策が楽しみな河岸段丘絶景ロードと、山伏山森林公園の散策や名水薬師湖、霊山山伏山をめぐる山伏山癒しロードの2本。